家庭用ミニ耕運機の情報を集める

2013年03月31日

リョービの交流100V式「電気カルチベータ ACV-1500」は、50mlエンジン機なみのパワーを実現

リョービ」社が2013年3月11日に、50mlエンジン式並みのパワーを持つ電動耕運機「電気カルチベータ ACV-1500」を発売したとのことです。

同社のサイト[1][2]によると、製品の概要は下記の通り。

・開発の背景:
 現在販売されている電動耕運機では、エンジン式と比べて
 ・排気ガスが出ない
 ・始動が簡単
 ・ランニングコストが安い
 ・動作音が小さい
 等のメリットがある一方、パワー不足が課題となっている。
 今回は、リョービが電動工具の開発・製造で培ったモーター技術を活用し、高性能モーターを開発。
 それを採用することで、パワー不足の解消を図っている。

・主な特徴:
 ・家庭菜園向け
  ・土を耕す
  ・畝作り(※別売りオプションの培土器とけん引車輪が必要)
  ・雑草刈り(※同・スパイラルロータが必要
  に使用できる。
  推奨される使用面積は、10〜100m2(約3〜30坪)。
 ・高いパワー
  高性能モーターにより、排気量50mlのエンジン機並みのパワーを実現している。
 ・ナタ爪
  曲げ加工を施した、強度が高い鍛造品のナタ爪を採用している。
 ・簡単な操作
  始動と停止は、右ハンドル部の「耕うんトリガ」を引く/離すだけで行える。
  また「低速トリガ」を引くと、爪の回転速度が下がり方向転換がしやすくなる。

・主な仕様:
 ・質量:18.5kg
 ・耕運能力:
  ・最大耕運幅:360mm
  ・最大耕運深さ:280mm
 ・電源:AC100V 15A
  ※延長コードの使用可能長さは30mまで
   また断面積は、1.25mm2以上であること。
 ・消費電力:1,400W
 ・付属品:
  車輪付き抵抗棒、巻込み防止ガイド、
  延長コード(102本)、コードストラップ

・メーカー希望小売価格:6万1,000円(税別)


メーカーのサイト[2]に掲載されている動画を見ると、思った以上に本体がコンパクトであることにちょっと驚きましたが、流石にバッテリー非搭載ならでは、ということでしょうか。

交流100V電源の採用は、バッテリー式よりも取り回しのしやすさで劣るとは思いますが、一方で(定格使用時間はあるとは思うが)充電池の残量を気にする必要が無く、また電動工具メーカーならではの高いパワーを実現している点は、大きな魅力だと感じます。

ただ当然ながら、交流電源が無い場所では使うことができず、その点で使える場所が限られることには注意する必要があると思われます。


※参照・参考サイト:
・[1]耕運機、ガーデニング用に 3万円切る価格で3月発売(リョービ)
 http://www.ryobi-group.co.jp/newsrelease/data/130304.pdf
・[2]電気カルチベータ(耕うん機) ACV-1500(同上)
 http://www.ryobi-group.co.jp/projects/powertools/acv/index.html


※ネット通販:
 楽天市場 | Yahoo!ショッピング
2012年03月24日

Black & Deckerが2012年3月にバッテリー式の「ミニ耕運機 LGC120」を発売、定価は税抜き28,000円

Black & Decker」社が2012年3月上旬に、バッテリー駆動式の「ミニ耕運機 LGC120」を日本で発売したとのこと。

(ニュース記事)
・ブラック・アンド・デッカー、女性でもラクに使いこなせる「ミニ耕運機 LGC120」を発売(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=303627&lindID=4

 http://www.asahi.com/business/topics/products/TKY201202250277.html

(ブラック・アンド・デッカー社のサイト内ページ)
・LGC120
 http://www.blackanddecker-japan.com/tools/gardening/lgc120.html

上記URL先ページによると、製品の概要は

(主な特徴)
軽量・コンパクト設計
 長さ137cm・重さ3.6kgと、充電式では最軽量クラス。
 またコードレスタイプなので扱いやすく、スティック型の形状は保管・持ち運びがしやすい。
共通バッテリーの採用:
 ブラック・アンド・デッカーの園芸工具シリーズ(6機種)と共用できる、ワンタッチ着脱可能な18Vリチウムイオンバッテリーを採用。
 フル充電(40分)の場合、約30m29坪)を耕すことができる。
・独自のブレード設計
 ブレードは、2枚の刃90度の反復回転運動を行う独自方式。
 耕す深さは約15cmで、一般的なロータリー式より根や草が絡みにくく、また雑草も根元から除去できる。
 (堀り出した雑草は、熊手などで集めることが可能)
・安全性の高いクラッチ機構
 硬い石などに当たった場合、クラッチがかかり自動停止する。

(主な仕様)
・製品名:ミニ耕運機
・品番:LGC120
・バッテリー:
 ・種類:リチウムイオン充電池
 ・容量:1.5Ah
 ・電圧:18V
 ・フル充電の所要時間:40
・万充電での作業範囲の目安:約30m2
・重量:3.64kg
・サイズ:縦23cm×横137cm×高さ34cm
・本体の長さ調整範囲:137〜157cm
・付属品:
 ・リチウムイオンバッテリー:1
 ・急速充電器
 ・収納バッグ
・希望小売価格:税抜き28,000

等となっています。

また直営ショップの販売ページには、園芸工具シリーズの紹介動画(下記)が掲載されており、3分24秒〜4分あたりで、「LGC120」の使用デモ等を見ることができます。





(ブラックアンドデッカー楽天市場店)
使用デモの動画からも分かりますが、(一般的なロータリー式と異なり)ブレードの回転軸が垂直方向なので、広い範囲を耕すには、ヘッド部分を1回1回持ち上げて場所をずらしつつ地面に突き刺すようにする必要があり、正直この点はちょっと面倒くさそうな印象です。

ただ一方で、その構造・方式から、確かに雑草や根は絡みにくそう、というのは魅力です。

充電式の耕運機ながらも、当記事の作成時点で実売価格約2万円と手が届きやすい価格になっている[1]ので、個人的にも購入を検討したいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]Black and Deckerの「ミニ耕運機 LGC120」の口コミ、販売価格

2012年01月27日

クボタが2012年2月に、電動式ミニ耕運機「ニューミディ菜レント TME10」を発売予定、定価は10万4,790円

クボタが2012年1月18日に、電動式のミニ耕運機「ニューミディ菜レント(サイレント)」の発売予定を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・クボタ、運転音静かな耕運機(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/news/product/article/g=96958A9C889DE1EAE0E6E2E4E6E2E0E1E2E3E0E2E3E0869895E2E2E2
・家庭菜園向け電動ミニ耕運機(朝日新聞)
 http://www.asahi.com/business/topics/products/OSK201201220005.html

(クボタのサイト内ページ)
・家庭菜園用の電動式ミニ耕うん機を発売 〜ガソリン式の上級モデルも幅広いニーズに合わせてラインナップを充実〜
 http://www.kubota.co.jp/new/2012/sairento0118.html
・ニューミディ菜レント TME10
 http://www.kubota.co.jp/saienclub/new_midy_silent/index.html

上記URL先ページによると、製品の概要は

・商品名:「ニューミディ菜レント TME10

・主な特徴:
 初めてミニ耕運機を扱うユーザーでも、家電感覚で安心・快適に取扱いできる、入門モデルとして開発された。
 ・電動式により、音が静か低振動
  モーター駆動を採用しており、運転音が非常に静か。
  これにより、
  ・場所・時間を選ばずに作業が行える。
  ・手元振動が少なく疲れにくい。
  とのメリットが得られる。
 ・取扱いが容易:
  ・バッテリーは、本体から取り外して家庭用電源で充電できる。
  ・操作は、
   ・前進:スイッチをオンにし、クラッチレバーを握る
   ・停止:レバーを離す
   と簡単。
  ・収納:
   ハンドルを折り畳み、付属の収納ケースにコンパクトに収納可能。
 ・耕運能力:
  ・新開発の耕運爪を採用しており、しっかりと耕すことができる。
  ・クボタ独自の「簡単うね立てマット」を標準装備している。
 ・その他:
  別売りのアタッチメント「TMC200草削りカゴロータ」を取り付けることで、草削りも行える。

・主な仕様:
 ・本体サイズ:
  ・使用時:全長1,137mm×全幅485mm×全高891mm
  ・ケース収納時:611mm×485mm×647mm
 ・重量:21kg(うね立てマット、バッテリー、収納ケース含む)
 ・原動部:
  ・種類:DCモーター
  ・定格電圧:36V
  ・定格出力/回転数:0.3kW/4,000rpm
  ・始動方式:電気スイッチ
  ・変速段数:前進1
 ・作業部:
  ・耕うん幅:400mm
  ・最大耕深:120mm
  ・うね立て機構:「簡単うね立てマット」を標準装備。
 ・充電・使用時間:3.5時間の充電で約30分(66m2程度)の耕運が可能。
 ・付属品:
  ・専用バッテリー
  ・収納ケース

・希望小売価格(税込):10万4,790
・発売日:2012年2月1日

等となっています。


同程度の大きさのガソリン式機種に比べると、価格は高めだと思いますが、電動式ならではの取り扱いやすさ・とっつきやすさは、やはり強い魅力です。

また、収納ケースや畝立て用のオプションが標準で備えられているのも、実際の使用における利便性に配慮されており、魅力的な点だと感じます。


※当ブログの関連記事:
ヤンマーと井関農機が2009年秋に、バッテリー式ミニ耕運機を発売予定(2009年08月22日)
2011年07月30日

井関農機がミニ耕運機の新モデル「Myペット」を発売、扱いやすさと安全性をアップ

井関農機が、ミニ耕運機の新モデル「Myペット」を発売したとのこと。

(ニュース記事)
・農家の家庭菜園にぴったり ミニ耕うん機「Myペット」  井関農機 | 新製品 | JAcom 農業協同組合新聞
 http://www.jacom.or.jp/new_product/2011/07/new_product110722-14325.php

(井関農機のサイト内ページ)
・井関農機株式会社 商品情報 ミニ耕うん機 マイペット KCRシリーズ
 http://www.iseki.co.jp/products/kouunki/kouu-kcr.html

上記URL先ページによると、今回のモデルの概要は、

・特徴:
 ・従来の「KCRシリーズ」のコンセプト(手軽に扱える耕運機)を継承しつつ、デザインを
  ・コンパクトで使いやすい
  ・かわいさと軽快感を持つ
  ものに一新している。
 ・操作の簡単さ(女性や高齢者でも手軽に扱える)に加え、安全性も高めている。

・型式・馬力:
 ・「KCR500」:
  ・馬力:4.3PS
  ・区分:「HX」「SDUH」「SDU」
 ・「KCR600」:
  ・馬力:6.2PS
  ・区分:「HX」「SDUH」「SDU」
 ・「KCR650」:
  ・馬力:6.2PS
  ・区分:「HX」「SDU」

・主な機能:
 ・「うね立てプレート」を装備。(HX型)
  畝立てを手軽に行える。
 ・作業速度2段階に設定可能。(HX型、KCR650のSDU型)
  圃場状態や作業に応じて選べる。
 ・新形状のフロントウェイトにより、取りまわしやすくなっている。
  また、ロープをかけやすい形状のため、トラックでの運搬がしやすい。
 ・オイルバス式エアクリーナーを採用。(SDUH型・SDU型)
  エンジンを土埃から守り、寿命を延ばす。
 ・尾輪つきで、道路などを楽に移動できる。
 ・エンジンスイッチは、押すだけでエンジンを停止でき、安全性を高めている。
 ・ロータリーは、型により下記のものを備える。
  ・HX型:デュエットロータリ
   硬い圃場でも、爪が素早く土に食い込む。
  ・SDUH型:軽快うねっこロータリ
   耕運〜畝立てを、カバー開閉とシフトレバーのチェンジのみで行うことができる。
   (爪軸の取り換え等が不要)
  ・SDU型:うねっこロータリ
   土の砕土・反転性に優れたナタ爪。
   耕運、畝立て、中耕・培土作業に優れる。
 ・作業に応じて、爪軸の幅・タイヤのトレッドを調節可能。(SDUH型・SDU型)
 ・ハンドルはワンタッチで高さ調整が可能。
  体格に応じた調整で作業を楽にできる他、移動・運搬も行いやすくする。
 ・大径タイヤ仕様を用意。(「KCR600」「KCR650」のHX型、「KCR650」KCR650のSDU型)
  これにより牽引力が高まり、また最低地上高をアップしたことで畝崩し作業もやりやすくなっている。
 ・ループハンドルデッドマンクラッチを採用。
  危険を感じた場合には、パッと手を離すだけで機械が停止する。
  また、ハンドル形状は握りやすいデザインとしている。
 ・コイルは軽く引っ張るだけで、女性でもスムーズにエンジン始動できる。(「楽リコイル」)
 ・エンジンは、高出力・コンパクト・低重心。
  また、排ガス自主規制をクリアしている。

・希望小売価格:21万〜24万4,650円(税込み)

等となっています。


使いやすさに徹底的に配慮したミニ耕運機というと、個人的にはやはりホンダのガスエンジン機「ピアンタ」をまず思い浮かべますが、2月発表のヤンマー「FRONT POCHI FP300」に今回の製品と、ガソリンエンジン耕運機でも使いやすさ・とっつきやすさへの配慮がより進められていることを、強く感じます。
(ただ、価格の面で手ごろかどうかは、また別ですが)


※参考サイト・ページ
・[1]農業機械専業メーカー 井関農機株式会社
 http://www.iseki.co.jp/


※当ブログの関連記事:
ヤンマーと井関農機が2009年秋に、バッテリー式ミニ耕運機を発売予定(2009年08月22日)
井関農機の電動ミニ耕運機が販売好調、約2,500台を受注しフル生産状態(2010年01月08日)
井関農機が「サラダドリーム館」を新設、家庭菜園向け電動耕運機の実演販売などを行っていく方針(2010年03月20日)
2011年03月04日

富士経済が、2011年の小型耕運機市場の規模は176億円(2007年からの伸長率は135.4%)と予測

富士経済」社が2月21日、国内ガーデニング市場に関する調査報告書「2011年 ガーデニング関連市場マーケティング総覧」を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・富士経済、国内ガーデニング市場の調査結果を発表(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=274191&lindID=4

(富士経済のサイト内ページ)
・国内ガーデニング市場の調査を実施
 https://www.fuji-keizai.co.jp/market/11016.html

上記URL先ページによると、このレポートでは、国内ガーデニング市場を

・「プランツ関連
・「ガーデニング資材
・「ガーデニング用品・機器
・「ガーデンエクステリア

4分野から捉えて、それらの現状と将来動向をまとめているとのこと。

このうち「ガーデニング用品・機器」の市場規模については、

2009年:546億円(前年比2.8%増)
2011年(予測):561億円(2007年からの伸長率は105.5%)

で、更にこの中の「小型耕運機」に関しては、

・市場規模:
 ・2009年:149億
 ・2011年(予測):176億円(2007年からの伸長率は135.4%)
・対象機器:
 6馬力以下の小型で、
 ・車軸式
 ・フロントロータリー式
 ・リアロータリー式
 の3種類が対象。
 またエンジン式の他、
 ・ガス式(家庭用カセットガス燃料を使用)
 ・充電式
 も含む。
・背景:
 ・近年は、農家向けの耕運機が微減となっている一方で、家庭菜園向け耕運機は増加している。
  これには、
  ・「食の安全」に対する関心の高まり
  ・定年後に家庭菜園を楽しむ団塊世代ユーザーの増加
  等が背景にある。
 ・2009年には、各種の新製品(ガス式、充電式など)の投入によって、市場は前年比2桁増と高い伸びを示した。
  これらの製品は、
  ・燃料の手軽さ
  ・使いやすさ
  ・親しみやすさ
  ・安全性
  等の面から、一般家庭ユーザーの支持を得て需要が拡大している。
 ・農機具メーカーにおいても、一般家庭向け製品の投入や販促活動によりユーザーの取り込みを図っていることから、今後は更なる市場拡大が期待できる。

との内容が記述されています。


他の分野と比較しても、小型耕運機の市場の伸び(実績と予想)は大きく、国内ガーデニング市場において重要な分野となっていることが伺えます。

また、当ブログでチェックしている限りでも、ガス式や電動式は勿論、ヤンマーの新製品「FRONT POCHI FP300」のように、エンジン式でもより親しみやすそうな機種が発表されていますが、これが市場の変化(家庭向け需要の増加)を反映しているものだとすれば、非常に興味深い傾向だと感じます。

今後、一般ユーザーが使用しやすいミニ耕運機が数多くリリースされることを、個人的には楽しみにしたいところです。
2011年02月26日

ヤンマーが、ミニ耕運機の新製品「FRONT POCHI(フロントポチ)FP300」を発売

ヤンマーが、ミニ耕運機の新製品「FRONT POCHI(フロントポチ)FP300」を発売したとのこと。

(ニュース記事)
・ヤンマー、操作性と安全性を向上したミニ耕うん機「FP300」を発売(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=273587&lindID=4
・ヤンマー、ミニ耕うん機「FP300」を発売 - 日刊工業新聞 Business Line - 企業発表
 http://www.nikkan.co.jp/newrls/rls20110214a-05.html

(ヤンマー社のサイト内ページ)
・フロントポチ FP300|ヤン坊マー坊わくわく家庭菜園|ヤンマー
 http://www.yanmar.co.jp/campaign/hobby/fp300/index.html

上記URL先ページによると、今回の製品の詳細は、

・製品名:ミニ耕うん機 FP300
・背景:
 ・市民農園は年々増加傾向にあり、現在は全国に約3,600箇所(2010年度末現在)開設されている。
  (また農林水産省の統計によると、それらの市民農園の開設数は、
   ・関東
   ・東海
   ・近畿
   の大都市圏が7割強を占めている)
 ・近年は、安心・安全な食べ物に対する意識の向上を1つの要因として、団塊の世代を中心に、余暇にホビーとして家庭菜園を楽しむ人々が増えている。
  そしてこれに伴い、一般ユーザーが手軽に扱えるミニ耕運機が購入されるケースも増加している。
  ヤンマーでは、より多くの人が手軽に家庭菜園を楽めるように、ミニ耕運機機の商品ラインナップ拡充を進めている。
 ・ホビー向けミニ耕運機の中間機種「フロントロータリータイプ」(耕運ロータリーが、タイヤの前にあるタイプ)は、
  ・使いやすさ
  ・安全面
  から、ミニ耕運機の初心者を中心に人気が高い。
・想定ユーザー:
 ホビー農業を楽しむ、幅広い年齢層の人々を主に想定し、
 ・ミニ耕運機初心者の新規購入
 ・フロントロータリータイプからの更新
 ・車軸タイプからの買い替え
 をターゲットとしている。
・主な特徴:
 家庭菜園の初心者でも気兼ね無く取扱えるように配慮している。
 ・高い耕運性能
  ・新ロータリカバー形状
  ・エコ爪(ミニ正宗)
  の採用により、最大耕深さ16cm(従来機種は12cm)を実現。
  根菜類(人参、じゃがいも等)の畑作りも力強くこなすことができる。
  また、フロントロータリー方式の採用により、畑の隅々まで耕運が可能。
 ・操作しやすさの向上
  ・操作レバー類を手元に集中配置し、使いやすさを高めている。
  ・操作は、手元の「主クラッチレバー」を
   ・握る:動く
   ・離す:止まる
   と、簡単に行える。
  ・手元の旋回レバーを
   ・「直進」(両輪が同回転)
   ・「旋回」(両輪が独立して回転)
   と切り替えることで、作業時の直進・旋回時の小回りが可能。
  ・耕運深さの調節や、ほ場への移動は、手元の「フロント輪調節レバー」のみで簡単に操作できる。
  ・「ユニバーサルデザイン」の採用:
   ・銘板文字を大きい表示
   ・レバー類の機能毎の色分け
   により、使いやすさを高めている。
 ・スタイリッシュなデザイン
  ヤンマーホビー管理機のデザインを踏襲しつつ、流麗でスタイリッシュなデザインを採用している。
 ・安全機能の充実
  ・ロータリーがタイヤより前に位置しているため、足元に余裕があり安全性が高い。
   また、硬いほ場でも飛び出し現象が起こりにくく、耕運始めも安心して作業できる。
   (ロータリーにかかる反力が、タイヤを地面に押し付ける力に変化する)
  ・「緊急停止スイッチ(エンジンスイッチ)」を押すだけでエンジンが停止し、機体が止まる。(※新装備)
 ・メンテナンス性の向上
  ・エンジンに「オイルバス式のエアクリーナー」を採用。
   土ぼこりの多い畑作業でも目詰まりしにくく、安定した作業状態を維持できる。(※新装備)
  ・「ワンタッチキャブレータドレン機能」を採用。
   工具無しでガソリンを簡単に抜くことができる。(※新装備)
  ・「燃料ゲージ」を採用。
   ガソリン残量を一目で確認できる。(※新装備)
 ・多彩な作業能力
  ・耕運爪で耕運・整地した後をタイヤが走るため、機体がフラつかず、うね崩し等の作業を安定して行える。
  ・様々なアタッチメントを用いることで、作物・用途にあった多彩な作業を行うことができる。
・機体寸法:全長1,225mm×全幅555mm×全高1,050mm
・機体質量(重量):55kg(H仕様57kg)
・耕幅:500mm
・耕深:最大160mm(従来機種より40mm深い)
・最大出力:3.0PS
・メーカー希望小売価格(消費税込み):
 ・跳ね上げヒッチ無し:153,000
 ・ヒッチ付き(H仕様):159,600
・発売時期:現在発売中。

等となっています。


ヤンマーのサイトでは、製品の特徴を説明するためのデモ動画が掲載されていますが、確かにかなり使いやすそうな機種、という印象を受けます。

使いやすさに配慮したガスエンジン耕運機への関心が高い中で、従来のガソリンエンジン耕運機も、同様に使いやすさの向上が進むことになれば、非常に好ましいことだと考えます。
2010年08月07日

神戸市の「兵庫楽農生活センター」で、家庭菜園・新規就農者向けに、ミニ耕運機などのレンタルサービスが開始

日立キャピタル」社が、神戸市の「社団法人兵庫みどり公社兵庫楽農生活センター」で7月27日に、

・手押しのミニ耕運機
・小型トラクター

を対象とするレンタル事業を開始したとのこと。

(ニュース記事)
・兵庫楽農生活センター:ミニ耕運機などレンタル−−27日から /兵庫 - 毎日jp(毎日新聞)
 http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20100723ddlk28040441000c.html
・神戸新聞|経済|農機のレンタル開始、1日単位も可能 神戸・西区
 http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003269222.shtml

(兵庫楽農生活センターの発表資料)
・農業機械レンタル事業を開始します
 http://hyogo-rakunou.com/pdf/noukigu_rental.pdf

上記URL先ページによると、このサービスの詳細は、

・背景:
 市民農園を借りて菜園つくりを開始する場合には、機械の保管場所に困るケースが多い。
 また、新規就農者にとっても、農業機械への高額な投資が負担になっている。
・想定利用者:
 ・家庭菜園に取り組む人
 ・新規就農者
・貸し出し場所:
 「兵庫楽農生活センター」の農機具展示庫(神戸市西区神出町小束野)
・レンタル期間:最短で1日〜
・レンタル対象の機械:
 ・耕運機:3台(1.6〜6.2馬力)
 ・トラクター:3台(15〜17馬力)
・レンタル料金:
 ・ミニ耕運機
  ・1.6〜1.9馬力(ハンドル部分が折り畳みでき、乗用車のトランクに収納可能):
   1日あたり4,000円
  ・6.2馬力:同5,000円
 ・トラクター:
  ・15馬力:1万5,000円
  ・17馬力:1万7,000円
  ※トラクターの運転は、小型特殊自動車の免許証が必要。
・その他:
 西区の利用者については、有料での運搬も可能(1回8,000円)。
・利用方法:
 レンタルを利用するには、事前に無料の会員登録を行う必要がある。
 (登録には、申し込みから2営業日がかかる)
 また、機械の操作方法は、レンタル時に講習を行い指導する。

等となっています。

また記事では、「兵庫みどり公社兵庫楽農生活センター」の、

・「1日単位で借りられるので、保管場所も必要ない。
  気軽にレンタルしてほしい」

とのコメントが紹介されています。


私の場合も、家庭菜園で耕運機があれば非常に便利だとは思う一方、使う頻度がそれほど高いわけではないので、購入にはやはり躊躇しています。

そのため、今回の事例のような小型農業機械の手軽なレンタルサービスが、日本の各地域で展開されたら・・・と想像を巡らすものです。


※参考
・[1]社団法人 兵庫みどり公社 兵庫楽農生活センター
 http://www.forest-hyogo.jp/work/01farm-3/index.html
・[2]兵庫楽農生活センター
 http://hyogo-rakunou.com/
・[3]第80回 農機具のレンタル始めました(ハーイ センター長です)
 http://hyogo-rakunou.com/kanagawa/080.html
・[4]ホーム | 日立キャピタル株式会社
 http://www.hitachi-capital.co.jp/
2010年07月02日

クボタがカセットガス式ミニ耕運機「ニューミディカチット」に、「駆動輪付きタイプ」「フロントロータリ・タイプ」を追加

クボタが、家庭菜園向けミニ耕運機「菜園倶楽部」シリーズに、カセットガス式耕運機「ニューミディカチット」の新製品を追加したとのこと。

クボタ、カセットガス式の家庭菜園向けミニ耕うん機「ニューミディカチット」を発売(日経プレスリリース)

上記リンク先記事によると、詳細は、

・背景:
 現在、団塊世代を中心に家庭菜園愛好家が増えており、ミニ耕運機の需要も増加傾向にある。
 特に、初心者でも手軽に扱えるカセットガス式ミニ耕運機の需要は、大幅に拡大している。 
 クボタでは2010年1月、軽量な「車軸タイプ」(耕運用の爪と、推進用の車輪が兼用)のカセットガス式製品を発売し、順調な販売状況となっている。
 今回は、
 ・カセットガス式の耕運機で本格的な作業(畝立など)を行いたい。
 との需要に応えるため、「駆動輪付きタイプ」の現行モデルにカセットガス仕様を追加した。
 その他、ロータリを機体前方に備え、安心して作業可能な「フロントロータリ・タイプ」もラインナップに追加した。

・製品の種類と特徴:

(ホンダウォーク)
・「ニュー菜ビ(なび)カチット TR3500-C」(駆動輪付きタイプ):
 ・機能・特徴:
  ・畝立て機能:
   折り畳み式の「簡単うね立てマット」を標準装備。
   整地板(耕運作業において、土を均す)を着脱せず、転回・固定するだけで、土をかき分け畝立が行える形状になる。
  ・取り回し:
   変速に「後進」を標準装備。
   後進時にはロータリが回転しない機構で、
   ・あぜ際ギリギリまで耕運ときのバック
   ・狭い場所での取り回し
   が、楽に安心して行える。
  ・耕運作業性:
   ・2.2馬力エンジンにより、しっかりとした耕運が可能。
   ・大径タイヤ(直径325mm)を採用。
    機体が安定し、より精度の高い作業が行える。
   ・牽引力が向上しており、湿った畑などでの作業もやりやすくなっている。
 ・最大出力:2.2馬力
 ・希望小売価格:156,450円(税込み)
 ・販売目標:800台


(ホンダウォーク)
・「ニューフロント菜ビ(なび)カチット FTR3500-C」(フロントロータリ・タイプ):
 ・機能・特徴:
  ・フロントロータリの採用:
   ロータリ部分が車輪の前方に設置されている。
   ロータリが作業者の足元から離れているため、初心者でも安心して作業ができる。
   また、全ての回転爪に「ナタ爪」(砕土性、反転性に優れる)を採用しており、深くしっかりと耕すことが可能。
  ・操作の簡単さ:
   ・ハンドルとクラッチレバーを一緒に握れば進み、放せば止まる。
   ・ワンタッチでエンジンを停止できるボタンを、ハンドル手元に設置。
   等、初心者でも簡単に操作ができるよう配慮している。
  ・作業付加の軽減:
   ・走行の前・後進
   ・耕運作業の操作
   を、レバー1本で行える。
   また、変速レバーを「中立手押し」に切り替えることで、車輪が負荷無く回転し、
   ・収納場所への出し入れ
   等において、軽い力で楽に移動することが可能となる。
 ・最大出力:1.9馬力
 ・希望小売価格:156,450円(税込み)
 ・販売目標:300台

・共通の特徴:
 家庭用カセットガス(岩谷産業製、スーパー等で購入可能)に対応したガスエンジンを搭載。
 ・燃料交換:ボンベを出し入れするのみで行える
 ・連続作業時間:新品のガスボンベ1本で約30分間(30坪程度の家庭菜園に対応)
 ・メンテナンス:
  ・カセットボンベから常に新しいガスが供給されるため、燃料腐食による
   ・気化器の詰まり
   ・点火プラグの汚損
   が少なく、メンテナンス作業が軽減される。
  ・長期保管時は、ボンベを取り外すだけでよい。
   (燃料タンクや気化器からの燃料抜き取り等が不要)

・発売日:2010年7月1日

等となっています。


製品の写真を見ると、今回はカセットガス式でありながら、従来のミニ耕運機により近づいた仕様となっていることが伺えます。

取扱いが容易なカセットガス式耕運機も、今後は高機能化の方向にも進みうる、ということでしょうか。


※参考
・カセットガス式ミニ耕うん機のラインナップを充実〜「駆動輪付きタイプ」と「フロントロータリ・タイプ」を追加〜|2010年|ニュースリリース|株式会社クボタ
 http://www.kubota.co.jp/new/2010/navi100623.html


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 ・ニュー菜ビ カチット TR3500-C
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※当ブログの関連記事:
クボタが、家庭菜園向けミニ耕運機の入門機「ニュー菜ビ(ナビ) TR3500」を発売(2009年12月17日)
クボタが、カセットガス式ミニ耕運機「ニューミディカチット」を発売(2010年01月23日)
クボタのカセットガス式ミニ耕運機「ニューミディ カチット」は、発売後3ヶ月で年間販売目標(1,000台)に到達(2010年05月08日)
2010年05月29日

長野県内で農業機械の取扱事故が多発、取扱には注意が必要

長野県内で5月23日までに、農業機械の取扱における事故で6人(うち4人は65歳以上)が亡くなっているとのこと。

信濃毎日新聞[信毎web] 県内で農業機械での事故相次ぐ 今年既に6人が死亡
信濃毎日新聞[信毎web] 農作業の事故 担い手守る安全策を

上記リンク先1つめの記事によると、死亡事故の発生件数は、

・2月:1件
・4月:3件
・5月:23日までに2件

という状況。
(※2009年の死者は13人、うち65歳以上は10人)

このうち耕運機の取扱で起こった事故としては、

・5月3日:
 ・場所:下伊那郡下条村
 ・亡くなった方:75歳の男性
 ・状況:
  手押し式耕運機とビニールハウスのパイプの間に、首を挟まれた。

・5月13日:
 ・場所:安曇野市
 ・亡くなった方:63歳の女性
 ・状況:
  小型耕運機のハンドル部分と、搭載していたワンボックス車の天井の間に、首を挟まれた。
  (ワンボックス車の荷台から、耕運機を降ろそうとしていたとみられる)

の2例が挙げられています。

また、死亡事故では無いものの、大怪我を負った事例として、

・5月14日:
 ・場所:長野市中条日高
 ・怪我をした方:77歳の男性
 ・状況:
  畑で耕運機に足を挟まれ、骨折などを負った。

とのケースが紹介されています。
(※死亡事故以外は、長野県・県警とも全てを把握しきれていないとのこと)

そして2つ目の記事では、注意事項として、

・特に高齢の場合は、咄嗟の判断が遅れがちになり、体力も衰えていることから、農業機械の運転・操作には慎重を期す必要がある。

・機械の取扱においては、
 ・機械を農地に入れる際には、傾斜に注意する。
  (特に中山間地は、斜面がきつくあぜ道も狭いことから、細心の注意が必要)
 ・急な操作は行わない。
 ・作業に使用していないときは、エンジンを停止する。
 といった基本を、良く確認しておきたい。

・過去の統計からみると、田畑や果樹園の作業が忙しい5月には、特に事故が発生しやすい。
 時間帯では、
 ・午前10〜12時
 ・午後4〜6時
 が多い。
 これらの時間帯は、疲れがたまったり、手元が暗くなる頃であり、注意が必要である。

等の事柄が記述されています。


1つ目の記事には、耕運機で骨折等を負った事故現場の写真が掲載されていますが、耕運機はそれほど大型ではなく、家庭菜園でも使用されるようなタイプだと見受けられます。

プロの農家でなく、趣味で家庭菜園を手がけているような場合でも、機械の取扱には十二分に注意する必要があると、改めて感じます。


※当ブログの関連記事:
長野県内で4月に入り、手押し耕運機にまつわる死傷事故が相次ぎ発生(2009年04月13日)
2010年05月08日

クボタのカセットガス式ミニ耕運機「ニューミディ カチット」は、発売後3ヶ月で年間販売目標(1,000台)に到達

下記リンク先記事では、最近ブームとなっている家庭菜園を巡る、関連事業を手がけている企業の動向が紹介されています。

家庭菜園 成長止めるな クボタなど講習会 顧客つなぎ止め (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)

この記事の中で、耕運機に関する部分としては、

・全国の市民農園の数は、2008年度に全国3,382カ所と、10年間で約6割増加している。

クボタが2010年1月に発売した、カセットガス燃料で動くミニ耕運機「ニューミディ カチット」は、発売後3ヶ月で販売台数が1,000台(年間販売目標に相当)に到達した。

・ホンダが2009年に発売したカセットガス式ミニ耕運機も、既に1万台以上を販売している。

・クボタでは、2009年に「家庭菜園教室」を開始しているが、2010年は開催回数を20回(前年の2倍)以上に増加し、対象地域も拡大する方針。

といった内容が記述されています。

また、

・「(市民農園の利用状況は)10m2程度を借りて、手軽に楽しむ人が団塊世代を中心に増えている」
 (クボタのトラクタ事業推進部の塩路俊行氏)

・「(「ニューミディ カチット」の販売について、当初は)販売会社や農機の専門店など一般ユーザーにはなじみが薄い場所で売るため、慎重な計画を立てていた」
 「(「家庭菜園教室」の実施により)最終消費者との結びつきを強めていきたい」
 (クボタの機械営業総括部長の石橋善光氏)

とのコメントも紹介されています。



(ホンダウォーク)
ホンダ「ピアンタ」の販売好調はよくニュース記事で見かけていましたが、クボタの製品も想定以上の人気であることに、カセットガス式ミニ耕運機の人気の高さを、改めて感じました。



※参考
・耕運機 クボタ(クボタ農業機械公式サイト|クボタ電農スクエア)
 http://www.kubota.co.jp/saienclub/index.html
・Honda|耕うん機|Pianta FV200
 http://www.honda.co.jp/tiller/pianta/


※当ブログの関連記事:
ヤンマーと井関農機が2009年秋に、バッテリー式ミニ耕運機を発売予定(2009年08月22日)
カセットガスボンベや、電気で動く家庭用小型耕運機の、販売動向を解説している記事(2009年09月27日)
井関農機の電動ミニ耕運機が販売好調、約2,500台を受注しフル生産状態(2010年01月08日)
クボタが、カセットガス式ミニ耕運機「ニューミディカチット」を発売(2010年01月23日)
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